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Italyより

「天使と悪魔」ツアー

毎日天気がよかったローマだけど今日は今にも雨が降りそうな曇りです。予定通り明日の早朝にアメリカへ戻ります。今回の滞在中、またまたM奥さんにはすっかりお世話になりました。週末はローマ郊外のティボリやタルクイニアに連れて行ってくれて本当にありがとうね。世界遺産の庭園や、入れなかったけど「死者の都」と呼ばれるタルクイニアの遺跡には次回絶対行かないとね。とにかく両方ともとても楽しかった。しかもM奥さんがずっと運転してくれて、僕は横で田園風景を眺めながら気持ちよくうつらうつらしていました。 今回のローマ滞在の目的の一つだった「天使と悪魔」の舞台を訪ねる事は一応完了しました。順番はやっぱりばらばらになったけど、撮った写真を並べるとなんだか嬉しいね。バチカンから始まりパンテオンへ。パンテオンの周辺はとても観光客目当てのレストランやカフェが並んでいて、しかも信じられないような値段なんだけどやっぱりパンテオンを見ながら食事をするのは気分がいいかもと思ってしまった。とにかくこの日はなんでか知らないけど人でいっぱいだった。そういえばこの辺の露店で販売している絵を見ているととても欲しくなり、あとでサンタンジェロ城の近くで購入。 ポポロ広場の北の端っこにあるサンタ・マリア・デル・ポポロ教会の中にあるキージ家礼拝堂のベルニーニ作「ハバククと天使」。礼拝堂が暗くてあまり良い写真ができなかったけど、なかなか素敵な彫刻でした。あとで外の丘の上から天使の指の方向をみると、本当に奇麗にヴァチカンが見えたのでちょっと驚いた。それと今回はじめてポポロ広場のオベリスクを見る事が出来ました。ずーっとシートで覆われていて掃除をしていたみたいだったので今回初めて見たけど、別にこんなものわざわざエジプトから持ってこなくてよかったのに。。。まあこの辺で古代ローマ帝国の権力を世界に見せつけておかないとだめなのかね。 テルミニ駅の近くと言えば近いけど、共和国広場の近くにあるサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会内のベルニーニ作「聖テレーザの法悦」。この彫刻はけっこう素敵で、テーマは聖女が矢に射抜かれ恍惚の表情を浮かべているらしいの。でもこの彫刻結構見るところから遠いところにあって、しかも教会内が暗くてその「恍惚の表情」がよく分かんなかった。50セントを投入してスポットライトのスイッチを入れてみたけど、それでもよくわからんかった。表情まで見るには双眼鏡かオペラグラスが必要。 ナヴォーナ広場のオベリスクの下にある「四大河の噴水」。残念ながら今はすっかり修理・掃除中。大理石なんかで作って外に置きっぱなしだから彫刻は溶けるし、表面に変な沈殿物が付着するし、どうやらかなり痛んでいるみたい。レプリカをそこに置いて本物は国立美術館に納めるってことを誰か考えた事があるかなぁ〜。そして最後がサンタンジェロ城。今回時間があったので中に入りました。「すごい遺跡〜」って感じを全面的に押し出しているかと思ったら、意外と地元のアーティストの展覧会場になってたりして「あれ〜」って感じでした。でも城から見渡すローマの街並はとても素敵。ちなみにこの日も城の前の橋が露店であふれかえっていて、そこで絵を購入しました。パンテオンの近くでは「20ユーロ」って言われた絵にそっくりな絵がサンタンジェロ城の前では50%引き。本当に不思議なところ、ローマ。

ヴェネチアに行ってきました。

さっきM奥さんのオフィスまで一緒に行って、帰りにOstiense駅のスーパーで今晩の夕食の材料を買って帰ってきました。今日のこれからの予定は、夕方にアル・ゴアの「不都合な真実」の上映会に行くので、午後の早いうちに夕食を作ってそれから観光に行ってきます。観光で思い出したけど、先週の土曜日から三泊四日でヴェネチアに行ってきました。ロ−マからユーロスターで約4時間半。長いようで意外と短く感じた列車の旅。ヴェネチアのサンタ・ルチア駅から外に出た瞬間の大運河の景色は本当に「おー!」って感じでした。ローマと違ってバイクや車の騒音がなく、幸運にも毎日快晴で素敵なヴェネチア旅行になりました。サンマルコ広場、サンマルコ大聖堂、ムラーノ島、ブラーノ島、リアルト橋などなど、おもいっきり観光してきました。 やっぱり観光で一番楽しみなのが食事。けど僕たち夫婦二人とも海鮮が苦手だからヴェネチアでの食事には気を使いました。海鮮料理が有名なヴェネチアだけど、それでもちゃんと肉料理中心のレストランがいろいろあってよかった〜。カルパッチョを発明した「Harry’s Bar」にも行ったし、ホテルの近くにとても素敵なレストランがあって、そこの牛肉のリゾットが最高だった。それと帰る日のランチにリアルト橋の近くで、観光客がいない路地裏レストランを発見して、とてもいいランチが楽しめた。とにかく海鮮料理が苦手な僕たちでもヴェネチアの食事をとても楽しめてよかった。特に前菜で食べたアジやエビのヴェネチア版南蛮漬け(Sardine in Saor)が最高!そういえば僕の父親は南蛮漬けが大好物だったなぁ〜。いつか一緒に行きたいね。 ヴェネチアはローマほど見所がたくさんあるわけじゃなかったけど、それでも毎日ヴァポレットに乗っていろんなところに行きました。アカデミア美術館にも行ったし、サンマルコ広場周辺の建物には全部入りました。そしてあの有名なゴンドラにも乗りました。初日から「ゴンドラどうする?」なんて話をしていたんだけど、とにかくゴンドラ不況であまり乗っている人がなく、サンマルコ広場周辺の乗り場でもゴンドラの船頭さん達はとても暇そうにしていたぐらいでした。結局ホテルの近くの乗り場で頑張って営業をしていた船頭さんにお願いして乗りました。40分ぐらいだったけど結構楽しかった。でも一回乗れば十分かな。 帰ってきてM奥さんは忙しそうにしてます。僕も博士論文がほぼ出来上がったので、他の教授に論文審査に出そうと準備中です。75MBのファイルをどうやって送ろうかなぁ〜。

カピトリーニ美術館

無事にローマに着きました。乗り継ぎもスムーズで荷物も無事にプルマンからローマまで運ばれてきました。昨日はまずM奥さんの部屋に着いてシャワーをしたら急激に眠くなったので少し昼寝をして、夜に近くのレストランで食事をしました。キノコのソテーとポレンタの前菜に、ロブスターのラビオリとイノシシ肉を使ったパスタ。全部美味しかった〜。そして今朝はM奥さんと一緒に出かけて、大好きなコロッセオまで歩き、それからカピトリーニ美術館に行ってきました。結構有名な美術館なのに行った事がなくて今回が初めてでした。大きな足とかいろんな石像とか古代彫刻はとても良かったんだけど、2階の宗教画が展示してあるところは「もういいよ〜」って感じに少しなっちゃった。宗教画はイタリアの美術史で一番重要なのかもしれないけど、個人的には一度にいっぱい見るとなんかだんだん恐ろしくなって帰りたくなります。 夕方はM奥さんと合流して、「天使と悪魔」の三番目の舞台のサンタ・マリア・テッラ・ビットリア教会に行ってきました。なんかとても素敵なベルニーニの彫刻だったんだけど遠くてよく見えなった。そして夜はまた近くのレストランで食事をしました。僕はステーキを食べたんだけど、付け合わせのアーティチョークのフライがとても美味しかった。もちろんステーキも赤ワインベースのソースでとても柔らかくて美味しかった。まだ二日目だけどもう太った気分。 相変わらず観光客であふれかえっているローマです。特にこの時期は卒業旅行の若い日本人観光客が目に付きます。まあ観光客が多いと言っても夏に比べれば断然少ないと思うけどね。とにかく元気にしています。

The Mall & アレッツォ(Arezzo)

トスカーナでの3日目はあいにくの曇り/雨。部屋で一日中のんびりする事も考えたけど、せっかくなのでグッチのアウトレットがある「The Mall」に行ってきました。フィレンツェ周辺には一流ブランドのアウトレットショップがたくさん。「The Mall」はそのひとつでグッチが先頭で、フェラガモやトッヅなどいろいろありました。まあ僕たちはそんなにブランド・フリークじゃないので、基本的には見学だけ。と思いきや、スカーフを購入された方が僕のとなりで、ルンルン運転していましたけどね。ちゃんとカフェもあって、昼食もできるのでよかった。しかし時々見かけるスーツ・ケースを持って買い物をしているアジア人はなんなんだろうね。そしてイタリア語を話せれば、カフェで少し不愉快な思いをしなくて済んだ気がしたね。 最終日にもう1つ、トスカーナ州の街に行ってきました。それがアレッツォ(Arezzo)。多くの芸術家を生み出した街で、あの「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」を考えた人もアレッツォ出身らしいです。あとは、もう5年以上前のアカデミー作品賞を受けた「Life is Beautiful」の撮影現場でもあります。イタリア語で「Life is Beautiful」は「La vita e bella」。ちゃんと撮影の様子の写真が載っているパネルがあるんだけど、それを見る前に、M奥さんに「Life is Beautifulってイタリア語でなんて言うの?」と聞いたら、考えてから「La vita e bella」って教えてくれたので、当たっているのが分かった時は「オーッ!」って感じでした。M奥さん、凄いね。もうすぐイタリア語が話せるようになる。そして、アレッツォの有名なトラットリアでイタリア語で注文している貴女は素敵でした。 イタリアって観光地以外は英語が通じないから、すっかりM奥さん頼みでした。ありがとうね。そして今度は寝ないと誓ったのに、トスカーナからローマまでの道のりで、また寝ちゃってごめんね。貴女の運転は快適。

「Dievole」

今回、トスカーナ旅行で利用したワイナリー兼、宿泊施設の「Dievole」。シエナから車で北へ30分ぐらいと、意外と街に近い所にあるんだけど、シエナから5分も車で走ると、そこはすっかり田園地帯。両側にブドウ畑やオリーブ畑を見ながら、丘を1つ、また1つと越えていくと「Dievole」のサインが。入り口からすっかり砂利道で、まさに「アグリツーリズモ」。その砂利道からの眺めがとても良くて、二人で「ワァー」なんて言いながら、さらに奥に入って行きました。 ヴィラはなんだか全部典型的なトスカーナの建物で素敵だった。奇麗なプールがあったり、奇麗な中庭があったりと、とてものんびりな日々が過ごせました。もちろんレストランもあって、夏の期間の水曜日はワイン貯蔵室にテーブルを並べてディナーが楽しめて、金曜日は外でバーベキュー。ちなみに僕たちは水曜日からお世話になり、土曜日にチェック・アウトしたので、そのワイン貯蔵室でのディナーも金曜日のバーベキューも楽しみました。そして料理は全部肉系。毎晩胃が爆発しそうなぐらい食べました。 もちろんワインもたくさん飲みました。一面に広がるブドウ畑。キャンティ地方は「サンジョベーゼ」というブドウが主流で、ワシントン州のコロンビア・バレーで見かける茎が細くて、小ぶりなブドウとは全くの正反対で、太い茎に大きなブドウ。滞在中は、本当によく飽きもせずワインを飲みまくりました。夕食でワインを飲むのは当たり前で、ワイナリー・ツアーに参加したんだけど、そこでも試飲。食前が白ワインで、メインは常に赤。ここではオリーブ・オイルも作っていて、パンやサラダに使って食べました。とても美味しかった。